「人生100年」といわれる時代、あなたはどのように過ごしたいですか?
多くの方が『健康で長生き』を望んでるのはないかと思います。
私もその1人で、元気に長生きしたくて、健康には気をつけています。
病気は「予防すること」がまず大切で、生活習慣に気をつけることが大切です。
ただ、どれだけ気をつけていても、避けられない病気もあります。
そこで、病気になってしまった時に重要なのこと、それは「重症化させない」ことです。
では、重症化を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
この記事では、病気を重症化させないための『5つのヒント』をお伝えします!
結論から先にいうと、こんな感じです!以下で詳しく解説していますので、興味がある方は、ぜひ読み進めてください。
【病気の重症化を予防するヒント】
- かかりつけ医をもつ
- 体の異変を感じたら、すぐに受診
- 日頃から自分の体調を意識する
- こまめに検診をうける
- 病院の受診や薬を自己中断しない
病気が重症化しやすい人とは?
病気の重症化予防について考える前に、「病気が重症化しやすい人」とはどのような方なのか考えてみましょう。
私自身が、病院で勤務して感じた「病気が重症化しやすい人の共通点」をまとめました↓
あなた自身や、あなたの周りの人に当てはまる人はいませんか?
多くの項目に当てはまる方は要注意です。
では、どのように改善したら病気が重症化しないのでしょうか。基本的には上の項目と逆のことをすればOKです!
では、具体的な5つの行動について見てきましょう。
重症化させないための「5つの行動」
かかりつけ医をもつ
1つ目は「かかりつけ医」をもつということです。
「かかりつけ医」とは、総合病院などの大きな病院ではなく、家の近所にあって、普段の風邪や体調不良で行く身近な病院のことをいいます。
日本医師会では「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」をかかりつけ医と呼んでいます。
「かかりつけ医」を持つことメリットは、長期にわたって自分の体の状態を詳しく知ってもらえることです。
それにより、体調の変化に早く気づいてもらえる可能性が高く「病気の早期発見」につながります。
長年診てもらっている医師とは信頼関係ができるので、安心できるという点もいいところですね。
異変を感じたら早く受診する
2つ目は、体調に異常を感じたら、早めに受診するということです。
「夜、しんどくなったけど、朝になったら良くなったから大丈夫だろう」という話をよく聞きます。
しかし、その考えは危険です。脳梗塞や狭心症などの病気では、一時的に症状がでても時間がたてばおさまることがあります。
そして注意すべきは、その後にさらに強い症状がでて重症化するケースです。
必ずしも重症化するわけではありませんが、どんな病気であっても、早期に治療することにはデメリットはありません。
症状を自己判断せずに、一度かかりつけ医を受診してみると安心です。
普段から自分の体調を意識する
3つ目に重要なのは、自分の健康状態を日ごろからチェックすることです。
「まだ若いから、少し無理をしても大丈夫」「昔から健康だけには自信がある」という人ほど危険です。
自分の毎日の健康状態を、客観的にとらえることが重要です。
【健康チェックの一例】
- 睡眠がきちんととれていますか
- 食欲がありますか
- バランスの良い食事がとれていますか
- 最近、疲れやすくないですか
- 血圧が高くないですか
このように、自分自身に問いかけることで、体調不良に気づけることがあります。
健康への過信はキケンです!
一度、疑ってみることから始めましょう。
こまめに健診を受ける
4つ目は定期的に健診をうけることです。
早期のガンや内臓の病気などは、症状が出ないケースが多くあります。
そんな時に重要なのが定期健診です。病気の早期発見につながります。
また、生活習慣病を予備軍の段階から見つけることができる点も健診のいいところです。
肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、早めの対策がなによりも大切です。
病気は早くみつけて、重症になる前に治しましょう!
自己判断で通院や薬をやめない
5つ目は、病院への通院や、処方されている薬を勝手にやめないということです。
例えばこんなケースです。
血圧の薬を飲んだら下がったから、もう治った。病院へはもう行かなくていいな。
今回の検査で血糖値が下がってたから、もう薬なくても大丈夫ね。
これは絶対しちゃダメです!声を「大」にして言います!
病院に受診して、数値がよくなったから通院しなくなる方は非常に多いです。
でも、それは薬を飲んでいるから良くなっているだけかもしれません。
本当に改善して、もう通院の必要がなくなったら、医師からそう言われます。
それまでは、自己判断せずきちんと通院し、薬も飲みつづけるべきです。
病気の重症化予防についのまとめ
- 病気を重症化させないために、注意すべきことをまとめました。
- キーワードは「日頃からの健康管理」「早く治療する」「自己判断しない」です!
- 人は歳を重ねるほど、自分の考えに固執しやすく、他者の意見を聞き入れにくくなります。あなたの周りに、もし病気が重症化しやすそうな人がいたら、ぜひ気をつけてあげてください。
- この記事の内容が一つでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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