【手を使わずに履ける!】リハビリ開始時に最適なシューズ5選

リハビリをはじめるときに、重要なことの一つは「くつ選び」です。

私自身、10年以上理学療法士として病院勤務をしてきて、多くの方のリハビリを行いました。

その中で「このシューズはいいな」「とても履きやすそうだな」という場面があり、これからリハビリをされる方に、ぜひ情報共有をしたいという思いでこの記事を書いています。

ぴんころ
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今回は「履きやすさ」に注目して、オススメシューズをご紹介します!

早速オススメ商品を確認したい方は、コチラからページ下の紹介画面に移動できます。

定番のリハビリシューズに関しては、以前にもご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください→【リハビリシューズ】理学療法士のおすすめ10選

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リハビリのくつ選びが大切な理由

くつを履く動作は想像以上に大変

では、なぜ「くつの履きやすさ」がそれほど大切なのでしょうか?

リハビリを開始された直後の方は、「体が動かしにくい」「痛みがある」「しんどくて動きたくない」という場合がほとんどです。

リハビリ開始直後の患者さんのイメージ

私たちが普段当たり前にしている、下図のような「くつを履く」という動作ですが、リハビリ開始直後の方からすると、とても大変な動作になります。

くつを履く動作のイメージ図

大変な理由として考えられるのは、以下のようなことです。

  • 前かがみの姿勢になるのがつらい(痛い)
  • 座ることで精いっぱいで、手を自由に使えない状態
  • くつが窮屈で履きにくい
ぴんころ
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履きにくいシューズの場合、しばらく履くのに苦労されるケースが少なくありません。

「履かせてもらう→自分で履ける」がとても重要

リハビリの開始、ご自身でくつを履くことが出来ない場合、下図のように介助でくつを履きます。

介助下でくつを履くイメージ図

私たちリハビリスタッフは、なるべく早く患者さん自身で身の回りのことが出来るようになっていただきたいので、様々な練習を行います。

自分で出来ることを増やすことが「達成感」につながり、自分で動こうという「意欲」につながるからです。

そのため「くつを履く」という離床の第一歩は、リハビリを進める上でとても重要で、だからこそ「くつ選び」「くつの履きやすさ」も同様に大切なのです。

履きやすいリハビリシューズに必要な条件

上記のように、くつを履くのが大変なリハビリ開始直後の患者さんを考慮すると、理想のシューズの条件として以下のようなことが挙げられます。

履きやすいリハビリシューズとは
  • 手を使わなくても履くことが出来る
  • 足を入れる部分が広くて入れやすい
  • かかと部分に硬さがあり、折れてしまわない
  • 大きさに余裕がある
ぴんころ
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座ったまま、スッと履けるシューズだと最高ですね!

手を使わずに履けるオススメシューズ【5選】

個人的に超オススメ!PUMAのソフトライドシリーズ

実際に現場で見て、すごくオススメだと思ったのが以下のシューズです。かかと部分が硬い素材で、まさに足がスッと入ります!

↑こちらは男女兼用でカラー・サイズともに豊富です。

↑こちらは女性用で、チェック柄が中央部にあってカワイイのでオススメします。

男性にオススメのシューズ

↑最近テレビCMでも見かけますが、スケッチャーズからも手を使わずに履けるシューズが販売されています。本体が軽いのも、このシューズの魅力の一つです。

↑こちらも男性用ですが、MOZ(モズ)のシューズも履きやすい条件を満たしていてオススメです。

お財布に優しいオススメシューズ

↑シューズにかける費用をできるだけ抑えたい方は、こちらをオススメします。男女兼用で、3000円程度で購入可能な商品です。

履きやすいリハビリシューズのまとめ

  • 履きやすさに注目して、おすすめのリハビリシューズをご紹介しました。
  • 「自分でくつが履ける」のは普段あたり前のことのように思えますが、リハビリを行う上では大切な第一歩です。
  • できることを一つでも増やして、前向きにリハビリを行える方が一人でも増えればいいなと思っています。
  • 最後までお読みいただきありがとうございました。この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。

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