【初心者向け】心リハに興味を持ったあなたが最初に読むべき本 5選

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ぴんころ
ぴんころ

こんにちは、心臓リハビリテーション指導士ぴんころです

理学療法士Aさん
理学療法士Aさん

ぴんころさん、質問です。

最近、心臓リハビリに関わるようになったのですが、何を勉強したらいいですか

心不全、心筋梗塞、不整脈…とにかく難しそうで困っています

ぴんころ
ぴんころ

そうですよね、私もはじめ何から始めたらいいか分かりませんでした。

では、今回は心臓リハビリに勉強を始めたばかりの人におすすめの本を紹介しますね。

どれも私が実際に読んで、「わかりやすい」「勉強になるな」と思った本なので、ぜひ参考にしてみてください。

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オススメ その1 NHK「きょうの健康」シリーズ

まずオススメしたい本は、きょうの健康』シリーズです。

これは、NHKの番組である「きょうの健康」で放送された情報が書籍になったものです。

テレビ放送では、15分番組で毎週テーマに沿った内容が、各分野を代表する医師などが大変分かりやすく解説されています。

オススメ その2 心臓リハビリ入門

2つ目のオススメは、イラストでわかる患者さんのための心臓リハビリ入門』です。

タイトルの通り、患者さん向けに書かれた入門書で、心臓リハビリについて分かりやすく書かれています。

ここまでお伝えした本は、一般の患者さん向けに書かれているものなので、とにかく分かりやすいのが特徴です。

「循環器は難しい」というイメージを持たないために、まずこのような本から読み始めるのはオススメです。

もう1つのメリットとしては、患者さん目線で勉強できるので、この先「患者さんに病気やリハビリの説明をする時に役に立つ」ことです。

分かりやすい言葉で説明する本を読むことで、「こういう説明の仕方をしたら伝わる」ということを学ぶことができます。

また、曖昧に記憶していた医学用語の、正確な意味の理解にも役立ちます。

オススメ その3 病気がみえるシリーズ

次におすすめするのは、ご存じの方が多いかもしれませんが『病気がみえる 循環器』です。

「病気がみえる」シリーズは、いろいろな疾患別で出版されています。

特徴は、イラストが多いため、視覚的に病態をイメージできるということです。

基本的な疾患、病態、治療はほぼ網羅されており、価格がお手頃というのもオススメできるポイントです。

この本を1冊しっかりと理解するだけでも、かなりの知識を得られるので、買って損はないと思います。

オススメ その4 ハートナーシング

4つめのオススメは『ハートナーシング』です。

看護師向けに毎月創刊されている雑誌で、イラストが多く分かりやすいのが特徴です。

毎月テーマが様々で、疾患のこと、薬のこと、治療のこと、リハビリのことなど、幅広い内容を学べます。

看護師以外のコメディカルにも、とても役に立つ情報が多いのでオススメです。

オススメ その5 ハート先生の心電図教室

心電図の入門書でオススメなのは、『ハート先生』シリーズです。

取りかかりにくい、心電図の勉強を分かりやすく説明してくれます。

不整脈の知識は、循環器領域に関わるには必須なので、この本ではじめてみてはいかがでしょうか。

 

おまけ 心臓リハビリテーション指導士必携

心臓リハビリテーション指導士を目指す上で、欠かせない本が学会から発行されている『心臓リハビリテーション必携』です。

ただ、これを最初に読むのは私個人としては、オススメしません。

なぜなら、勉強を始めたばかりの人が読むには内容が難しいためです。

まずは今回紹介した本で概要をつかめてから読んだ方が、理解しやすいのではないかと思います。

基本的な知識が身に付いたあとに読むべき本については、【心臓リハビリテーション実践で使える本 5選】で掲載しています。

こちらもぜひ参考にしてみてください。

まとめ

・今回、私が心臓リハビリについて勉強を始めたときに、参考になった本をお伝えしました。

・私個人の意見のため、みなさんの参考になるかは分かりませんが、これをきっかけに心臓リハビリをより身近に感じ、興味を持つ人が1人でも増えてほしいと思っています。

・最後までお読みいただきありがとうございました。

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