今回は、このブログのテーマの一つである「健康寿命」についてお伝えします
ブログタイトルにもなっている「ピンピンコロリ」の人生を達成するためには、「健康寿命を伸ばす」ということが必要不可欠だと思います。
このブログでは、健康を維持するため「運動」や「食事」、「医療」の情報をなどをまとめて紹介しています。
この記事では、「健康寿命」について以下のことが分かります。
健康寿命についての知識を深めたい方はぜひ参考にしてください!
健康寿命とは
「健康寿命」とは、2000年にWHO(世界保健機関)が提唱したもので、以下のように定義されています。
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
つまり「介護などで人に頼ることなく、自立した生活送ることが可能な状態」を健康寿命というんですね!
平均寿命は「人が生存する平均年数」を表すのに対して、健康寿命はいわば「人が元気な状態で過ごすことが出来る平均年数」を表しています。
「出来ることなら、いつまでも自立した生活を送り、自分らしく元気に過ごしたい!」と誰もが思うのではないでしょうか?
私自身、元気で長生きして、亡くなる直前まで歩いて「ピンピンコロリ」の人生を送ることが目標です。
健康寿命と平均寿命の差
では、実際「健康寿命」と「平均寿命」にはどのくらいの差があるのでしょうか。
令和元年度の厚生労働省「平均寿命と健康寿命の推移」の結果は以下のとおりです。
- 「平均寿命」「健康寿命」ともに平成13年から上がり続けている
- 男性と比較して、女性の方が「平均寿命」「健康寿命」が長い
- 令和元年時点の、日本の平均寿命は男性「81.4歳」、女性「87.5歳」
- 令和元年時点の、日本の健康寿命の平均は男性「72.7歳」、女性「75.4歳」
女性の平均寿命はついに「87.5歳」になったんですね。
さすが長寿国「日本」です!
そして、「平均寿命」と「健康寿命」には10年近くの差があることにも驚きです。
健康寿命と平均寿命の差について着目したのが以下の図になります。
- 「健康寿命」と「平均寿命」の差は年々減少している
- 男性と比較して、女性の方が「健康寿命」と「平均寿命」の差は大きい
- 令和元年度の、「健康寿命」と「平均寿命」の差は男性「8.73歳」、女性「12.06歳」
健康寿命と平均寿命の差が、男女ともに減少傾向なのは、とても良いことだと思います!
日本では、2000年度から厚生労働省が実施している国民健康づくり運動「健康日本21」や、2019年に策定された「健康寿命延伸プラン」などの国を挙げた取り組みもあり、健康寿命が伸びていることが考えられます。
とはいえ、現在でも健康寿命と平均寿命の差は「男性で約9年」「女性で約12年」あることを考えると、この差を減少させる努力は継続する必要があると思います。
単に「平均寿命」を伸ばすだけでなく「健康寿命」を伸ばすことが、一人ひとり生活の質(QOL)や人生の満足度を上げることにつながるのではないでしょうか
日本の健康寿命の現状
世界との比較
「日本は長寿国である」というイメージは誰もが持っていると思いますが、実際はどうなのでしょうか?
WHO(世界保健機関)の2019年の報告では、「健康寿命」「平均寿命」ともに世界1位の結果となっています。(下図参照)
これは素晴らしい結果ですね。
「健康寿命」も含めて1位というのは、とても価値あることだと思います!
都道府県別の健康寿命の比較
それでは、日本の中で健康寿命が長い都道府県はどこでしょうか。
2019年の厚生労働省の調査における、各都道府県の健康寿命の推定値の上位は以下のとおりです。
あなたがお住いの都道府県は上位5位までに入っていましたか?
上位の都道府県ではどのような取り組みがされているのでしょうか。気になるところです。
まとめ:健康寿命を伸ばすには?
日本人の平均寿命は年々長くなっており、今後も医療の発展とともに益々長くなり「人生100年」時代も近いと日々感じます。
平均寿命とともに健康寿命を伸ばすにはどのような取り組みが必要なのでしょうか。
- 生活習慣の改善:禁煙、過度な飲酒をしない、バランスの良い食事など
- 適度な運動
- ストレスをため込まない
- 定期的に検診を受ける
- 医療についての正しい知識を持つ
私個人の意見ですが、上記のようなことを一人ひとりが意識するだけでも、必ず健康寿命は伸びていくと思います。
他にも健康寿命について、自治体ごとの取り組みなども引き続き調べていきたいと思います。
将来、自分の子供世代の介護負担や医療費負担を減らすため、そして何より自分たち自身が楽しく長く暮らせるように、日ごろから心がけていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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